ホンダ除雪機(HSS970n)、オーガ高さ固定ダンパーの交換
先日、今シーズンの初雪が降ったので、放って置いても溶けてなくなるのはわかっていたのですが、試運転を兼ねて今シーズン初除雪機出動をしてみた。
すると、オーガの高さが固定できなくなっているのに気づいた。
オーガで除雪する時には、この高さを変えながら除雪するのが、除雪テクニックの見せ所なのですが、写真のようにオーガが地面に着いたままで、上げた状態で固定できなくなっています。
ネットで調べると、オーガを固定するダンパーのガス抜けで、固定できなくなるようです。
これがダンパーです、正式名称は「ハイトアジャスティングフリーロック」です。
早速ヤフオクでポチりました。
早速届きました、ダンパー本体と取付説明書に割りピン(3本)です。
これで、12,000円+送料也
ダンパー本体の品番は「42919-767-L02」
ホンダの除雪機、HS660,HS760,HS870,HS970,HSS760,HSS970は共通みたいです。
ダンパー「42919-767-L01」も共通使用可能のようです。
取付説明書です。
交換するには、ダンパーを外した時に本体が下に落ちないように、本体下に木材をかませるよう指示されています。
適当な木材がなかったので、手元にある木材で
こんな感じで支えました。
このやり方は、非常に不安定なので余りお薦めはできません・・・。
ピンぼけしていますが、ダンパー上部の割りピンを外してピンを抜きます。
(またピンぼけだし・・・。)
ダンパー上部が外れます。
ダンパー下部は、ロックナットを緩めて、本体を反時計回り回すと外れます。
この時、ガスがプシュ~っと漏れてきました。
取外したダンパーは、シールが抜けています。
左が新品、右が取外したダンパーです。
シールが抜けて、芯棒が飛び出しています。
取外したダンパーからロックナットを取外して、新しいダンパーに取り付けます。
だいたい同じような位置に来るくらいまで、ロックナットをねじ込みます。
本来であれば、取付部分も取外して交換するようなのですが、そのまま取り付けます。
説明書によるとダンパーの先端は22~24mmに調整するようです。
今回は、取付ブラケットを取外さないで、そのまま取り付けました。
旧品と新品の先端の長さが同じであったので、ロックナットの位置を同じにして、ねじ込みます。
ロックナットを締めます。
ロックナットの規定トルクは32N・m(3.2kgf・m)です。
ダンパー上部のピンを元通り差し込んで、新品の割りピンでロックします。
オーガロックレバーを何度か握り。
ワイヤーを調整してオーガがロック、アンロックされるようにします。
オーガが上がった状態でロックされました。
保管時や使っていない時には、オーガのロックをフリー状態にして、ダンパーが効いていない状態にしておくのが、ダンパーを長持ちさせるコツのようです。
今シーズンも活躍してくださいよ!
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