目次
2024年1月再交換しました
2024年1月に再交換しました
2024年1月に再度ダンパーがガス抜けしました。
約8年もったので、製品寿命ということでしょうか。
前回は確か3~4年で交換したので、保管時にオーガのロックをフリー状態にして、ダンパーが効いていない状態にしておくことで寿命が倍以上になったようですね。
交換作業時に新たに画像も撮影したので、記事に追加しておきます。
除雪機のオーガの高さ調整ができない
先日、今シーズンの初雪が降ったので、放って置いても溶けてなくなるのはわかっていたのですが、試運転を兼ねて今シーズン初除雪機出動をしてみた。
すると、オーガの高さが固定できなくなっているのに気づいた。
原因はダンパーのガス抜け
オーガで除雪する時には、この高さを変えながら除雪するのが、除雪テクニックの見せ所なのですが、写真のようにオーガが地面に着いたままで、上げた状態で固定できなくなっています。
ネットで調べると、オーガを固定するダンパーのガス抜けで、固定できなくなるようです。
ダンパー「ハイトアジャストフリーロック」の購入
これがダンパーです、正式名称は「ハイトアジャストフリーロック」です。
ヤフオクでポチりました。
この販売者様は割りピンもセットで販売していました。
2024年1月に交換したときには、ダンパー本体だけでしたので割りピンは別に購入しました。
ダンパー本体と取付説明書に割りピン(3本)です。
これで、12,000円+送料也
ダンパー「ハイトアジャストフリーロック」本体
ダンパー本体の品番は「42919-767-L02」
ホンダの除雪機、HS660,HS760,HS870,HS970,HSS760,HSS970は共通みたいです。
ダンパー「42919-767-L01」も共通使用可能のようです。
上部割りピン
上部割りピンは 2.0 x 15 パーツNo. 94201-20150 1個
※2024年1月の交換時には、割りピンは近所のホームセンターで、248円で買ったステンレスの割りピンを使いました。2 x 25 と長さがピッタリと合うものがなくて間に合わせのものですが、太さがあえばなんとかなるでしょう。
amazon にピッタリの割りピンがありました。
エスコ(Esco) 2.0x15mm 割ピン(ステンレス製/13本) EA949PE-202
下部割りピン
下部割りピンは 2.5 x 18 パーツNo. 94201-25180 2個
※下部は外さなかったのでこのパーツは使いませんでした。
交換に使った工具
※2024年1月の交換時に使った工具です。
- ラジオペンチ
- 14mm レンチ
- ウォーターポンプ・プライヤー(アンギラス)
- 輪止め
- グリス
取付説明書
ダンパー「ハイトアジャストフリーロック」の取外し
交換するには、ダンパーを外した時に本体が下に落ちないように、本体下に木材をかませるよう指示されています。
適当な木材がなかったので、手元にある木材でこんな感じで支えました。
このやり方は、非常に不安定なので余りお薦めはできません・・・。
※2024年1月に交換した時は、車のタイヤ交換に使う輪止めを本体の下に入れました。
高さが足りずに板をかましています。ピンの抜き差しが硬い時は高さを調整すると簡単に抜き差しできるようになります。
ダンパー上部の割りピン (2.0 x 15) を外します。
CRC-556を吹いてピンをまっすぐに伸ばして、引っ張ればとれます。
取れにくいときには、ハンマー等で軽く叩き出してやると外れます。
ピンを抜く時は、除雪機のハンドルを上下に動かして、軽く抜ける位置を探してください。
ピンを抜くとダンパーが外れます。
ピンを抜く時に、ダンパー本体が前(バッテリーケース側)に倒れないように注意してください。
必ず画像の方向に抜けるようにしてください。
※外したピンを計測しました
太さ 8mm
長さ(首下) 21mm
穴径 2mm
ダンパー下部は、14mmのレンチでロックナットを緩めて、本体を反時計回り回すと外れます。
この時、ガスがプシュ~っと漏れてきました。
取外したダンパーは、シールが抜けています。
下が新品、上が取外したダンパーです。
シールが抜けて、芯棒が飛び出しています。
ダンパー「ハイトアジャストフリーロック」取付
本来であれば、取付部分も取外して交換するようなのですが、そのまま取り付けます。
説明書によるとダンパーの先端は22~24mmに調整するようです。
今回は、取付ブラケットを取外さないで、そのまま取り付けました。
取外したダンパーからロックナットを取外して、新しいダンパーに取り付けます。
ロックナットの位置を 22~24mm の位置にして、ねじ込みます。
14mmのレンチでロックナットを締めます。
ロックナットの規定トルクは32N・m(3.2kgf・m)です。
ダンパー上部のピンに薄くグリスを塗っておきます。
ダンパー上部のピンを元通り差し込んで、新品の割りピンでロックします。
※2024年1月の交換では、汎用品の2 x 25 の割りピンを使ったので、割りピンが長くてゴチャゴチャっとなっていますが取り敢えず付きました。
ワイヤーを調整してオーガがロック、アンロックされるようにします。
交換完了
オーガが上がった状態でロックされました。
保管時の注意
保管時や使っていない時には、オーガのロックをフリー状態にして、ダンパーが効いていない状態にしておくのが、ダンパーを長持ちさせるコツのようです。
今シーズンも活躍してくださいよ!