ホンダ除雪機(HSS970n)のオイル交換とバッテリー充電

2024年12月9日

冬支度のオイル交換

本格的な冬に入る前に、除雪機の点検とオイル交換をします。

バッテリーは、保管中も1~2ヶ月に一度充電しているので、今年も交換せずに行けそうです。
オーガ高さ固定ダンパーも昨年交換したのでOKです。

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バッテリー充電の一工夫

バッテリーの充電は、バッテリー端子にアクセスするためにバッテリーケースをいちいち外さないといけないのですが、このバッテリーケースを固定している蝶ネジが曲者で、外している時によく落として除雪機の下に入り込んだりすることが何度もありました。
そこで、いちいちバッテリケースを外さなくてもバッテリー端子にアクセスできるように、除雪機のバッテリーの端子に、充電器に付属していたアダプターを取り付けて、そのアダプターにひも紐を結んでバッテリーケースへアダプターを押し込んでひもだけ垂らしておきます。

ひもを引っ張るとバッテリーにつないだ、充電アダプターが取り出せます。

アダプターに、この充電器をつなげば、いつでも簡単に充電できます。アダプターは充電器に付属でついてきます。

バッテリーがお亡くなりになると、エンジンが掛かってもシューター用のモーターを動かすことができず除雪ができないので、バッテリーの管理は非常に大切です。冬場の除雪機を使用しているシーズンも2週間に一度のペースで充電しています。
バッテリーは常に満充電状態にしておくと、長持ちします。
バッテリーは3回交換しています。最初の純正品は6年、シールドバッテリー5年、開放型バッテリー1年、現在シールドバッテリー3年目を迎えています。開放型バッテリーはメンテナンスが悪かったのか液面が、下がってしまったのに気づかず短命に終わってしまいました。

使用オイル

以前はホンダ純正の汎用寒冷地用オイルを使っていたのですが

今は、ホームセンターで買ったこれを使っています。

安いし今まで問題が出ていないので、このオイルを使っています。
3Lなので3年使えます。オイルの劣化がと言われると困るのですが、まあこだわる方は純正品を使ってください。

他に用意したもの

オイルジョッキ 2L

2Lじゃなくても良いんですけど、私は小排気量バイクのオイル交換も自分でするので、このサイズが使いやすいです。

レンチ 10mm・14mm

オイルドレンの延長パイプが14mmでドレンボルトが10mmです。
延長パイプを固定してドレンを外します。

オイルドレン シーリングワッシャー

ドレンボルト(排油ボルト)に使われているワッシャーです。
このワッシャーが潰れることでドレンボルトが密着しオイル漏れを防いでいます。

純正品は品番 90601-ZE1-000 です。
純正サイズは 外径14.5mm 内径10.2mm です。

純正品はお高いので、汎用M10パッキンを使えば大丈夫です。
私は、バイクで使っているM10の銅製シーリングワッシャーを使っていますが、オイル漏れしたことはありません。
再利用は決してしないでください。オイル漏れの原因になりますし、オイル漏れを止めようとして増し締めしてドレンをねじ切ってしまったり、緩まなくなってしまうのはよくあるトラブルですのでやめましょう。

耐油計量カップ1L

廃油を回収するのに使いました。
排出したオイルの量がわかるので、給油時に同量注げばだいたい適量になります。
草刈り機の混合ガソリンを作るために持っていたものを流用しています。

なければ2Lのペットボトルを切ったのでも良いです。

適当な長さに切った雨樋

これは雨樋じゃなくてもいいんだけど、ゴムキャタピラにオイルを絶対垂らしたくないので色々と試行錯誤して、車庫の隅に放置されていた雨樋を切って使うとこれが使いやすかったです。

SCOTT Shop Towels

油汚れを拭いたり、使い終わった容器類を拭くのに重宝します。
コストコで買うのが圧倒的にやすいです。

廃油処理箱

廃オイルを処理するための箱です。
自治体の基準に従って廃オイルは処理してください。

オイル交換作業

エンジンを掛けて1分ほど暖気します。
エンジンをとめて、ドレンボルトからオイルを排出します。
エンジンオイル注入口キャップを緩めるか外しておくと、オイルの出が少し良くなります。

廃オイルは廃油処理箱で処理をして、自治体規定に従って処理します。

オイルが出なくなったら、シーリングワッシャーを交換した、ドレンボルト締め戻します。
締める力は、シーリングワッシャーが潰れる感触がしたらOKです。

排出したオイル量と同量の新しいオイルをオイルジョッキに入れます。

今回は、丁度1L排出したので、心持ち多めに入れています。

オイルドレンと反対側にある、エンジンオイル注入口から新しいオイルを入れます。

一度に全量入れるのではなく、50cc程を残してオイル量を確認しながら入れていきます。
オイルゲージはねじ込まずに計ってください。

オイルを入れたら、エンジンを始動して1~2分エンジンを暖気して、オイルをエンジン内に循環させます。

オイルドレンからのオイル漏れがないのと、オイル量が適正かを再度確認して、オイル交換完了です。